君へのキモチ

私は静かにその場を後にした。


辛くて、苦しくて、胸が押しつぶされそうだった。


「芽瑠ちゃんがうらやましいよ……」


自分の部屋で思わずつぶやいてしまった言葉。


だから今日、たまたま芽瑠ちゃんの姿を見つけたとき、いじわるしたくなったんだ……。


でも、正直意外だった。


まっすぐな芽瑠ちゃんなら、迷わず想いを伝えると思っていたから。


迷惑がかかる、か……


がっかりしたっていうのが正直なとこ。迷惑になんてならないのに……っ。


って、あんなことしておいて何言ってるのって感じだよね……


「後悔しないでよ、芽瑠ちゃんっ……」


決めた。もし、二人の思いが通じ合わなかったときは、自分が責任をもつって。


なんとしても、二人をくっつけるよ……私にだって良心あるから。


でも二人は私が何もしなくても、きっと………