君へのキモチ

目の前の長瀬君はなぜか切ない瞳をしていた……


「なぁ、日向ってさ……」


長瀬君は私から視線を外すと聞いてきた。


「なんですか?」


「一哉のこと……好きなの?」


長瀬君はもう一度私に視線を合わせてきた。


……え、えぇっ!なんか今すごいこと聞かれましたっ?


でも、もうウソはつかないって決めたから……


私の気持ちなんだから、私が大切にしなきゃ……


それに長瀬君は、他の人に言っちゃったりしないよね…?


私は長瀬君の目が見れなくて、うつむくと一言だけ答えた。


「う………うん……」


すると、長瀬君は乾いた笑いをこぼした。


「ははっ……そっか」


私は顔をぼっと赤くした。


そのとき———