君へのキモチ

私は胸をおさえた。


なんだろう……この頃、こういうことがたまにある。


私、なんか変だよ…っ……


唇を結んでドキドキが収まるのを待った。


我慢しないと、認めてしまいそうになる……。この気持ちの正体を。


でも、この気持ちに気づいちゃダメなんだ……


まさか今、誰かに見られてるなんて、思いもよらなかった。


というか、そんなこと考えている余裕が私にはなかった。


後ろから私の様子をじっと見ていた美玲ちゃんに気づくことが……


そして、グラウンドからも視線を向けられていることに気づくことが……


今の私には、ムリだったんだ……