君へのキモチ

「ねーえっ、そこの君!ここの学校の子~?」


ひ、ひさしぶりの人だぁ~!


私はばっと振り返った。


後ろにいたのは3、4人くらいの知らない男の人たちだった。


あ、もしかして他校の人達かな?


一見チャラそうだけど、今はこの人たちしか頼れる人がいないっ。


「は、はい!あのっ、私迷っちゃって…」


私が言うと、その男の人たちは………顔を見合わせて笑った。


えっと……なんか、怖い…


本能的に一歩後ずさった。


「怖がんないでよー。道教えてあげるからついてきて?」


あれ?けっこういい人達?


ほっとして、「お願いします」と言おうとした。



そのとき———。



ぐいッ……!


「えっ」


「あ゛?」


私とお兄さんたちの声が重なった。


「こいつ、連れなんで」