君へのキモチ

そんなことは置いといて……


実は、私が翔太君のこと好きっていうのを知ってるのは、優菜ちゃんと美玲ちゃんだけなんだ。


それくらい、二人のことはすごくすごく、信頼してる。


「聞いてー…さっきも見にいってたんだけどまた、話しかけれなかったんだぁ」



「そっかぁ。えらかったね」

美玲ちゃんは私の頭をふわぁっとなでながら言ってくれた。


美玲ちゃんは、なんていうのかな…癒し?


いるだけで悲しみとか、落ち込んでいることを癒してくれる存在なんだ。


私にとって、お姉ちゃんみたいな……


安心できる存在、かな。