君へのキモチ

それから、私は美玲ちゃんの返信を待っている間にうとうとしてしまった。


ブーッブーッブーッ…


「ん……」


メールの受信音に助けられ、重たい瞼をなんとかこじ開けた。


待ち受けを見ると、メールを送ってから1時間くらいたっていた。


私は首をかしげた。


いつもメールの返信がマメな美玲ちゃんにしては遅いなぁって……


もしかしたら私が山本君が試合あるって知ってて、嫌な気分になったんじゃ……


メールには、『了解ー!』と一言だけ書かれていた。


なんで私はいつも美玲ちゃんを傷つけてばっかなんだろう……


うっすら涙がたまっていることに自分でも驚く。


あれ……私ってこんなに泣き虫だったっけな…


私はぐっと涙がこぼれるのを我慢した。


そのとき、再びメールの受信音が鳴った。


差出人は———


山本君だった……