君へのキモチ

────……



「始めるぞ」


「よろしくお願いしますっ」


私達は山本君が確保しておいてくれたテーブルに向き合って座った。


「とりあえず、夏休みのワークから教えるから。ワーク出して」


教えてもらう身である私は、ただただ山本君の言った通りに行動するしかない。


「やったとこでわかんなかったとこ言って」


私は、そう言われて固まってしまった。


えーっと…やったとこ……ですよね?


「あの、怒んないですか?」


胸にワークを抱きしめながら恐る恐る聞いた。


「わかんないからって、別に怒んないけど」


山本君はちょっと不機嫌そうに言った。


あぁ―……これ見せないと、もっと怖いよね。


私はゆっくりとワークを抱えていた腕を緩めた。


山本君は、私がなかなか出さないからイライラしてるみたいで、私のワークを雑に受け取った。





「………は?」


ワークを開いて、ペラペラーっとめくって、からの一言。


顔が怖すぎるっ!


これは不機嫌Maxだと思われます!