君へのキモチ

「よしっ!これならいいよねっ!」


私は鏡の前でくるんっと一周回った。


服選びってこんなに大変だったっけ?


額の汗をぬぐった。


クローゼットを掻き回してやっと見つけた、パステルブルーのTシャツとスカート。


うん、我ながらまぁまぁ!


私は鏡に向かって笑いかけた。


そのとき、鏡に映りこんでいた時計を見てサァッと青ざめた。


「って……時間かかりすぎたぁっ!」


私は髪の毛を急いでポニーテールにすると鞄に勉強道具を突っ込み家を出た。


「メールっ……!遅れるってメールしなきゃ!」


私は走りながら『今家を出ました! ごめんなさい!』というメールを書いて送信した。


そこから私は、普段15分かかる図書館への道をノンストップで走り続け、8分で着くという過去最高記録をたたき出したのである…