溺れ愛




「水原なら休憩所にいる。行くぞ」



相馬くん、頼りになるんだなぁ。


あれちょっと汗ばんでる?



「相馬くん待って!ちょっとしゃがんでください」


「あ?」



毎度挑戦的な反応だけど素直にしゃがんでくれる相馬くん。


なんだか天邪鬼?



「勝手に迷子になって走らせちゃったみたいでごめんなさい」



相馬くんの額の汗をハンカチで拭う。



「なぁ、あんたさ・・・。なんであいつのこと好きなの?」

「え!?」



ズイッっと相馬くんの顔が近づいた。




「俺にしとけばいーのに。俺だったらあんただけを見ててやるよ?・・・行くぞ」



!?


俺にしとけばいーのに・・・?


そ、そそそそれって!!


告白なのでしょうか・・・。


わ、分からない!!分からないです~!


だけど初めて男の子にそんなことを言われて急に恥ずかしさがこみ上げてくる。


顔、熱いかもです・・・。


相馬くんに腕をひかれるまま、私はただただ歩いた。