溺れ愛




「くくっ」



相馬くんが口元を抑えて笑ってる・・・。


変だったかな!?



「これ、売り物じゃないのでお代は結構ですよ。なので遠慮せず食べてくださいね」

「売り物じゃないってどーゆーことよ」

「もしかして、相馬くんがつくったの!?すっごい!!」



相馬くんが甘い香りなのは、お菓子作りをしてたからなんだねきっと。


すごい!


見上げた相馬くんは少し顔が赤い・・・。


照れてる・・?



「こっち見んじゃねーよ」



相馬くんの手によって私は視界を奪われた。


あれ。


あれ?


なんか言葉遣い変わったよね!?




「あら、相馬って猫かぶりちゃんだったのね。キャラ違い過ぎね」

「冷静だね。弥生ちゃん」

「だって興味ないし」




弥生ちゃんって本当にブレないなぁ。




「でも、なんか今の相馬くんの方がしゃべりやすいよ~」




敬語使われるとちょっと心の壁を感じちゃうし。




「変装はやめねーぞ。めんどくせーから。学校ではあのままだ」

「開き直るの早いわね、相馬」




相馬くんの本当の姿もわかったことだし、仲良くできそう。


よかったぁ!