溺れ愛




「何ですか・・・。高木さん?」

「え、と。お眠りのところごめんなさい!あの・・・私たちと同じ班になってもらえませんか?」

「・・・班?ああ、遠足ですね」



な、なんだかじーっと見つめられているような気がする・・のだけど。


ダメなのかな!?


図々しかった・・・?




「こんなダサい男と班なんか組んだら笑われますよ?」

「え?ダサいとは思わないけど・・・。だ、ダメってことかな!?ごめんね!?やっぱり図々しかったです・・・」



初めて喋った人に誘われるなんて気分悪くしたかな。



「くくくっ」



突如笑い出した相馬くん。


あれれ?


さっきはよく顔が見えなかったけど・・・とてもキレイな顔をしているような?



「あの・・・?」

「こちらこそ、お願いします。高木さん」



あれ?


一緒の班になってくれるみたい!!


よかったぁ。



「よろしくね、相馬くん」

「俺もよろしく、相馬くん」



んん?


後ろから良平くんの声がする。




「ちぃの幼馴染の竹下良平っていうんだ。班も一緒だし、よろしくね?」



か、かかかか肩に良平くんの手が!!



「・・・なるほどね」

「相馬くん、何か言った?」

「いえ、何も。こちらこそお願いします、竹下くん」



あ、なんだか仲良しになれそうかなぁ。