キミノトナリ






「俺でいいなら相談くらい乗るよ?恋愛経験豊富なんで。」



「フフっ豊富そうですもんね。」



「あ、やっと笑った~!環ちゃん笑えない子なのかと思ってたよ。可愛い!笑った方が何倍も可愛いね!」



私笑ってなかったっけ?



「これ、連絡先。いつでもいいからね。」



そう言って渡されたのは1枚の紙切れ。



携帯の番号が記されていた。



なんか思ってた感じの人と違ったなぁ~海人くん。



そこから駅までなんでもない話をした。



家で飼ってる犬の話とか大学の話とかいろんな話をしてくれた海人くん。



初対面の男の子とここまで自然に喋れてるの初めてかもしれない。