「そうだな・・・」 「っ?!」 「―…泉は中学の頃・・・中学バスケ大会で“金髪の女王”と呼ばれるくらいバスケが上手かった・・・」 「えっ・・・それで何で恐怖症になんのよ」 「“乳癌”【ニュウガン】さ」 「…――」 「…―泉は中1・2年の頃、バスケの全国大会で優勝した」 「中1ッて…泉がバスケ始めた歳じゃないッ!!!!!」 「天才か…運命か…」 スポーツの神に愛された 天才少女―… 「だが2年の冬の頃に乳癌になった泉は一時期、光矢財閥医療病院に入院した―……」