「うちの部は個性が売りなんだよ」


固まっていた泉に副部長である堂本 椿【ドウモト ツバキ】が声をかけた。



「個性?」


てゆか待っていたって、


倒れていた久藤先輩が
スッと立ち上り先輩にスポットライトがあたる。


なんでも有りなのか
この部活は――!



「そう・・・個性・・・俺達は様々な個性があり、その個性を売りとしている・・・クール系?かわいい系?ワイルド系?天然系?おバカ系?小悪魔系?・・・それとも・・・」



「それとも?」



この人の事だから多分・・・。


「俺みたいな王子様系?」



いったーっ!(`□´;;)
自分で言う人いたよ!!
でもなんかすごく
かっこよく見えるッ!

これが王子系の力なのか!!!!



「そう―・・・そして君は!」