それは跡取りがいなくなったから?



頭の中がグチャグチャになってよくわからない。



「部屋に…戻ります・・・学校も通います」



そう言葉を残してその場から立ち去ろうとした時。


そっと祖父を見ると微笑んだ顔をちらっとみえた。