空を見ていた私。
ふと下を見た。
そこには学校から帰っていく
杉山先輩が歩いていた。
今日一日のことを思い出す。
なんどもなんども
先輩に話そうとした私。
でも、話す以前に
目も合わせられなかった。
勇気がでなかった。
でも、今日を逃してしまったら
次いつ、勇気が出るかわからない。
次、いつ先輩に会えるかわからない。
会えるだろうけど
7階へ行く勇気がなくなる。
そう考えていると
だんだん離れていく先輩の後ろ姿。
焦りを感じる私。
しまいにはこんなことも
考えてしまった。
こんだけ離れていたら
私の顔は見えないだろう。
なぜかそう考えてしまい
私はとんでもない事を
叫んでしまった。

