そのすぐ後に
心が走ってきた
心『雛!
なんで逃げたんよ
せっかく先輩と話せる
チャンスやったのに』
雛『ごめん心…
まだ、無理
先輩と目が会うだけで死ぬ』
心『もう。
雛はバカやな。
杉山先輩。
すごく気にしてたで』
雛『え…』
心『走っていった雛見て
"追いかけ"って言うたの
杉山先輩やもん』
雛『そうなん…??』
心『うん!!
だから、すぐにきたやろ?』
なんか、すごく嬉しい。
先輩が顔も名前も知らない
私を気にして言ってくれたこと。
私は微笑みながら心に言った。
雛『それだけで十分だよ』

