大好きな君



心『教室に誰かいる?』


雛『ほんまやな』


心『あっあの声敦くんや!』


そう小さくはしゃいでいた心。


何か聞こえる。


友達『敦、今野に花火大会
誘われたんやろ?』


敦『誘われた』


友達『ええなぁモテ男は(笑)』


この会話だけだと
からかわれているだけの会話。


次に発する影山くんの一言で
一気に心の体が崩れ落ちた。


敦『今野最近くっついてきてうざい。
だから花火大会適当に
OKしてバックレる』


友達『それはないわぁ』


そう言ってどっともりあがる教室


私は心をすぐに見た。


しゃがんでいて、
口に手をあて涙を流している。


声を必死に我慢していた。


その姿を見て私はこの場から
心を連れ出さなきゃと思い
心の腕をもって引っ張った。