大好きな君




その後は二人で空を見ていた。


特に何かを話すわけでもなく。


そんな時間は瞬間で終わり
入学式が始まるアナウンスがながれた。


女の子『あっ、じゃあいくわ!
ありがとう!』


そう言ってニコッとわらって
走っていった。


北斗『あっ名前聞くの忘れてた』


気付いたときには遅かった。


でも、入学式に出るってことは同い年だ。


また、話すときがあるかもしれない。


もしかしたら俺と同じで
トレーニングコースかもしれない。


そんな、期待を持ちながら教室へ戻った。