布団もなにも かけずに 服も着替えないで 眠っている成美。 そんな姿を見て、 ずっと俺を 待ってたんだな。 って、 すぐにわかった。 俺の心は 罪悪感で いっぱいだった。 俺が真帆と 喋っていた時、 成美は どんな顔をして 待って いたんだろう? そんなことを 思うと胸が痛んだ。 俺は、成美を 起こして今謝るか 成美が 目を覚ましてから 謝るか、 考えた末、俺は 成美に布団をかけて 自分も 眠りについた――…。 ***************