▼優介side


一歩一歩、

ゆっくり歩く成美。


成美のお父さんは

涙を堪えるのに

必死そうだった。


それから、俺たちは

永遠の愛を誓った――…。


そして、みんなに

祝福されながら歩く。


紙吹雪が口の中に入って

俺たちは笑い合う。


成美の顔は、とても

幸せそうだった――…。


ずっと一生、

この顔で

いさせてやるよ。