「俺のことよりさ、 お前はどうな訳? 噂の 可愛いお嫁さんは♪」 「そんな 言い方しないで くださいよっ」 「ごめん、ごめん♪」 そう言って、 笑っている恭平さんは まったく反省 してなさそうだった。 「まだ子供 いないんだっけ?」 「はい」 「そろそろ 作らなきゃ♪」 「俺だって 欲しいですけど――…」 「もしかして、 まだ 避妊してんの?」