気付けば、 たっちゃんの顔は 私の目の前にあった。 たっちゃんは 優介に 負けず劣らず かっこいいから こんな近くに 顔があると 緊張してしまう。 「俺じゃダメ――…?」 「っ――…」 私がなにも 喋れないでいると たっちゃんの顔が さっきよりも 近づいてくる。 キスされる――――!!!!!! そう思った 時だった――…