嫌なら出会った時から突き放せばよかったんだ ……でも 『嫌なら家まで連れて帰らないし、スペアキーも渡さないよ。…記憶思いだせなくても知らないならな。』 「…………うん!」 ほうって置いてはダメだと思った あんな寂しそうな顔をする空を ほうっておいては置けないと思ったんだ――――………