「もぉ!手加減してよ!」 『ごめん。……お前絶対初めてしたんじゃないと思うよ?』 「そーかなぁ? あ、でもね!体が勝手に動いてくれたんだ。」 『そっか。きっとしてたんだと思う。』 「陸が言うんだからぜったいだねー。」 へらっといつものように笑う空 空の笑う表情を見ると無性に悲しくなるのはなぜなんだろう 赤くなっている空の額に手を当てた 『ほんとにごめん。』 「こ…このくらい大丈夫!」 空は俺の手を軽くのかした