4角関係

「麗華?書き終わった?」







「え、あ、うん。もう終わるよ。」








「じゃあ竹に出しいこうぜ。」








竹、とは、わたし達のクラスの担任のあだ名。

竹村というから、竹。








「麗華はさー、好きな奴とかいねーの?」







「え?別にいないよー。」








「いたら、俺全力で応援するからな。」








嘘ばっかり。
私が好きって言ったら、悲しそうな顔して、ごめんって言うくせに。

応援してくれないくせに。







「れーいーか。どうした、今日?」







「あ、大丈夫だよ。うん。あ、竹ちゃんいたよ。」








「あ、竹〜、」








私は、どうすることもできない。
和泉に、私の好きな人を言う日は、
きっと来ない。



ごめんね、和泉。