4角関係

私は泣かないつもりだったのに、泣いてしまった。







「ごめん、和泉。困らせて…。」








「いや…大丈夫だよ、」








和泉がわたしの頭に触れようとしたとき…、








「触んな!」








パシッ







「…篤?」








「…和泉は、まゆちゃん選んだんだろ。そうやって、麗華惑わすようなことすんな。」








「…ごめん。」








「あの、何度も言うけど、和泉くんは…」








「まゆちゃん、それは違うよ。」








私は真っ直ぐにまゆちゃんを見つめた。