4角関係

麗華side✦


「篤、ありがとう。私は…」








私は4歳の時、篤と出会って、私の周りの何もかもが変化した。





毎日の生活がすっごく楽しくなって、篤と毎日遊んでた。







「ジャングルジムが好きなんだ。」







篤は、そう言って、私に笑いかけてくれた。
その時見た篤の笑顔は、今でも大好きな笑顔。

何も変わってない。
私の大好きな、笑顔。








だけど、私は高校生になって、和泉と出会った。
今までに感じたことのないような感情がたくさんで、戸惑ってたけど、恋だって気づいた。






和泉はいつだって優しくて、私が間違ってたらちゃんと言ってくれた。
そんな和泉から相談を受けたのは、最近だった。







「俺、麻由香のこと好きなんだ。どうしたらいいかな。」









今までに見たことのないような、顔でそういった。
和泉に悪気はなかった。

だけど、私はその時、自分の恋が叶わないことを知ったの。






「…まゆちゃん、鈍いから大変だよ?笑」







なんて、言って、泣くのをこらえた。
これは誰にも言えないと思ったの。








「だよな〜。」









和泉は幸せそうだった。
私は、和泉を応援しようと思ったのに、我慢できなかった。








「…ごめんね、和泉…。私、無理だった…。応援しようと思ったのに、無理だった…。和泉が好きだよ…。どうしようもなく好きなの…。」







「麗華…。」








私は涙をポロポロ流しながら、伝えた。
伝えたかったことはもっともっとあった。

だけど、今はこれが精一杯なの。