「篤くん、今日委員会なの、忘れないでね?」






「あ、了解!」








「へぇー、篤もちゃんと委員会してるんだね。」








「麗華ちゃん!篤くんちゃんとしてくれてるよぉ〜。」








「まゆちゃんちゃんと言わなきゃダメだよ?」






私は九条麗華(クジョウ レイカ)。
17歳。

篤とは幼馴染みで、まゆちゃんとは高校に入ってからの友達。

わたし達は4人で主に過ごしてる。








「和泉〜!今日のことでちょっといいか?」







「ああ。」








今部活の人に呼ばれた、小林和泉。
この人が四人目の人。








そして、私は、


和泉が好き。




その思いは叶わないんだけど。