「冗談よ。真に受けないでよ。
気になったから断っただけ。で、どうなのよ?
まさか、また何かあったの?」
「舞香~」
私は、しがみつきたい気持ちになった。
こんな相談を出来るのは、舞香だけ。
そして私は、美守の事を話した。
「はぁっ?美守って
そんな事をあんたに言ってきたの!?」
舞香は、驚きながらも聞いてくれた。
「……うん。だから協力して欲しいって」
「し、信じらんない。
絶対それ咲良の気持ちを知ってわざと言ったのよ!?
あんたが断れないと分かっていて」
怒った口調で言ってきた。
「でも、知らないかも知れないし。
私…自分の気持ちを美守に言っていないし」
だから、そう言ったのかも知れない。
せっかく出来た友達を疑いたくなかった。
「何アホな事を言っているのよ?
そんなのあんたの態度を見たらすぐに分かるわよ。
わざと仲間に引き込み
手出しさせないように味方にさせる。
なかなかあざといわね…その女」
舞香は、眉を寄せて考え込んだ。
私の態度を見たら…すぐに分かる。
えっ…そうなの?
だとしたら、もしかして
睦月君達にも気づかれているのかしら!?
そう思うと身体中が熱くなってしまう。
しかし…。
美守は、わざと…私を利用するために?
疑いたくない。
でも、利用と考えると納得する部分もあった。
ではないと私なんかを
友達になりたいと思わないはずだから



