サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)


すると睦月君は、首を傾げた。

「どうして咲良ちゃんと関わったら
ダメなんだ?」

不思議そうに尋ねた。

「だ、だって咲良は、私に嫌がらせしてくるから
睦月君に近づくために私を利用して
本当に……辛くて」

美守は、泣きながら訴えてきた。

そうすると睦月君は、
また口を開こうとしていた。

ダメ!!
それ以上話したら

私は、自分が悪く言われる事や
恥ずかしさも忘れ慌てて飛び出して行く。

「睦月君にこれ以上、喋らせないで!!」

私は、無我夢中で2人の間に入って行った。
睦月君の前に立つ。

「咲良……!?」

「睦月君は、たくさん話し過ぎると
熱を出しちゃうの。
お願いだから睦月君の負担になる事を言わないで!!」

自分でも驚くほどの行動力だ。

昔の私ならこんな台詞なんて言えない。

「負担になるって……何を言ってるの?
睦月君。こんな人の言うこと聞く必要ないと思うわ」

美守は、負けじと言い返してきた。

「美守のしてることは、間違ってる。
私が気に入らないならそれでもいいけど
睦月君まで巻き込まないで!!」

どれだけ負担になってるか分からないのに。

するとそれに聞いてカチンとしたのか
急に態度を変える美守。

「はぁっ?私のしてることが間違っている?
それは、あなたじゃない。咲良。
私に嫌がらせをして…Twitterまで書いておいて」

「睦月君。この女はね?
人を陥れてまで男を手に入れようとする性悪女よ!?
聞くことないわ」

そう言い放ってきた。