「黒王の、方がいるらしいわよ」
「えっ本当なの?はやく見に行きましょ」
お嬢様達は
美しいものには目がないね〜。
私は、おこだよ。
仕事を増やしたやつが憎い
はやくとっつかまえて痛い目あわしてやる。
まぁ、そんなこと出来ないのだけど
うわぁ、結構人あつまってるなぁ
あそこに黒王がいるのか
「あ、怜様!」
「みなさんどうされたんですか、そんなに集まりになって」
「黒王の方がいるんです!」
「やっほ〜、なになに君えらいひと?」
見つけた、
人だかりの中異様なオーラを放つその2人
「時雨!あの女」
げっ、最悪
昨日の可愛い子ちゃんじゃん
非常にやばい、あの醜態を見られては
手も足もでない
「あ、君が?那月を助けた変わった女の子」
「変わった女の子?怜様のこと?」
「そんなわけないわよね」
まずい、ここの生徒をまず
違う場所へ
「みなさん、ここへはもう直ぐお客様がお見えになりますのですみやかに下校お願いします」
その場しのぎの嘘を
信じて下校していく生徒たち
とりあえず一安心
さてあとは
この2人をどうするかだ

