美紗とは、中一から同じクラスだったけど、
美人で近寄りがたく、
クラスでは孤立していて、話したことがなかった。
ただその、同い年とは思えないほどの容姿が、美紗の存在感をしめしていた。
その容姿故に、憧れている男子はたくさんいた。
俺も、その中の一人に入っていた。
「えっ!?律、美紗のことが好きなのかよ〜!」
「……うん?」
「まぢかよ〜!
早く言えよ、俺あいつと幼なじみなんだよ」
まぢかよ!
祐は、同じ陸上部で、気が合うから仲がよかった。
だから、自然と美紗との仲を、とりもってもらうことになった。
「じゃあさ…確かあいつ、図書委員になるって言ってたから、
お前、委員会入れよ!」
同じクラス、同じ委員会。
祐の協力あって、
俺は少しずつ、美紗と話せるようになった。
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