俺にメールを送る相手は、
大概が女だ。
しかもハートマークとか、
やたら長文で読むのも面倒臭い。
だから彼女みたいに短文なのは、あんまりいない。
それが新鮮で、俺は病院の就寝時間になるまでの間、ずっとメールをしていた。
「ふぁ〜…やばっもうこんな時間かよ」
メールを終えた後、
遅い夕飯を食べたり、風呂に入ったりと、いろいろやることをやっていたら、
もう十一時を回っていた。
もう寝よう、そう思って布団に入ろうとした時、
「…祐、起きてる?」
窓の隙間から聞こえる小さい声の先には、
隣の家の窓から身を乗り出している美紗がいた。
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