悪役系女子と王道な奴等




冷たいお茶が体にしみる。


すこし枯れ気味だった喉も、すこしは良くなるだろう。


「...これから、外に行く」


「...え?」



唐突にそう言った中内は、気まずそうに私を見て

「髪、揃えないとだろ」

ハサミで切りっぱなしになった私の髪を視線で示した。