悪役系女子と王道な奴等




「目、さめた?」


心地のいい声がして振り返ると。

中内を下からみる...というアングル。




ソファに寝っ転がって寝てしまった私を膝枕している中内。


ああ、申し訳ない

その気持ちと同時に。

寝る前に言ってしまった小っ恥ずかしい話を思い出してしまう。



それは中内も一緒だったのか

「今なにか飲みもの持ってきます」

最近は使わなかった敬語を使い、私に背を向けて歩き出した。


中内...耳が真っ赤よ。


隠せてない、と少し面白くなって笑ってしまう。


最初の中内は王子様で敬語で。

その後は誰よりも恐ろしくて

今は口が悪くて、いつも私を救ってくれる。