悪役系女子と王道な奴等




「ありがと」



風呂から出て、リビングのソファに座る中内に声をかけると

「ああ、」


短い返事がきて、そのまま顔を逸らされた。



「下着も...あったけど。」


若干の疑いの視線と共にぼそっと吐き出す



「ああ、姉のだよ」



そういえば、2人お姉さまがいるって言ってたっけ。