ガシャンっ 大きな音を立てて開かれた扉から、まるで鬼のような形相で焦ったように飛び出したカオルさん 後ろには他の幹部もみえる。 「ありがとうな美空。すまない」 そう言って泣くお姫様を美空さんから受け取り震える肩を優しく包み込む。 カオルさんにギュッと抱きつき、安心仕切ったように怖かったと泣くお姫様、