ダイスキ、でもキライ

《ゆあside》

モヤモヤする。

璃央と葵。どっちを選べばいいのか・・・なんて私には分からなかった。

それでも、

二人をなくしたくないのは本当だった。



でも、自分がどちらかを選べと選択を迫られたときに。私は―――

「―――あ・・・ゆあ!」

「え!?あっはい!」

絢乃が大声で私を呼びかけた。

あぶなーい。妄想に走ってたかも・・・

「もー。聞いてた??今の話。」

「え?何の話・・・??」

考え事をしてて聞いてなかった。

「だから!葵が3組の女子と付き合うことになったんだってさ。」

「え!!!??」

ショックだった。そりゃあ、いつか葵にも彼女はできるだろうし。モテるからしょうがないのかと思ってたけどさ・・・・。


葵は私のことを好きなんだと思ってたから・・・。

璃央と付き合いはじめたのは今日の朝で、葵にヤキモチ妬いてほしかったから―――

葵が何を考えてるのかを確かめたかったから・・・・。



私・・・・悪い子だ―――


「―――っ。絢乃・・・。私、行かなくちゃ!」

絢乃の返事も聞かずに走り出していた。

今すぐ行くの。


あの人のところに―――――――――