ダイスキ、でもキライ



教室の雰囲気は悪くはないのだけれど、私達の間の雰囲気は・・・・

「璃央。紹介するね!この人はー・・・春田葵。私の友達だよ!」

友達 と言う言葉に少し突っかかった。

「友達?ハッ。」

鼻で笑う璃央・・・。ますます喧嘩になっちゃうよ!

と思っていると・・・

「俺は、前田璃央。ゆあの幼馴染だ。」

「よろしくね!葵!」

ニコニコご機嫌調子で言う私に葵は・・・。

「そんなの聞いたことねぇし・・・」

「ちなみに、覚えてるかな?俺は、宮元蓮だぜ?」

ちょっと挑発するように言う璃央。

「はぁ?」

あきれたように返事する葵。

そして、二人を睨む私。

「だーかーら、俺は宮元蓮。まあ、仮名だけどな。本名は前田璃央。」

「で!なんとなんと!私達。付き合うことになりました!」

おめでたく発表する私をよそに、葵は

「はぁ!?」

と声をあら上げた。

「よろしくね!」


実は先ほど・・・


『なぁ。ゆあ。』

『んー?なぁに?』

『俺と付き合ってくれないか?』

最初は驚いたけど・・・。でも、私も璃央のこと好きだったから、

『分かった。』


って言っちゃったんだよね~

私。幸せ者です!