ダイスキ、でもキライ



「おーい。もう終わったか?」

「あ、葵。もういいよ~」

絢乃と話してるとあっという間に時間が過ぎてた。

「あれー?葵顔真っ赤だよ?」

と、私が指摘するとさらに真っ赤になっていった。

「も、もー。遅いし俺。帰るな!」

「あ、まってよー!私達も帰る!じゃあね!ゆあ!」

「うん!魅音、絢乃、美優、葵バイバイ!」

一人静かになった病室はとても、寂しくて。まるで、自殺しようとしたあのときのようだった。






「くぁぁぁぁ。ねっむーい。」

「おはようございます。瀬川さん。今日も頑張ってくださいね。あと、昨日言おうとしたのですが、学校と病院の・・・」

「あ、それなしになったんでしたっけ?」

「えー。あ、はい。なんで知ってるんですか!?」

「えぇー?自分で言ってましたよ?」

本当だけど????????

「えー。あはい。まあそういうことで。」

「了解でーす!」

病院で用意されたご飯を食べて、

「じゃ、あと6日間よろしくお願いします!」

「はい。頑張ってくださいね。」

そういって病院を出ると・・・。

待っていたのは・・・。

「よぉ。ゆあ。待たせたな。」

「・・・っ!りっ璃央!!」

私は思いっきり抱きついた。

「なっなんで病院にいるって分かったの!?」

「あー。魅音から聞いてるからな。」

「み・・・魅音・・・。魅音は璃央の婚約者なの・・・・?」

ずっと待ってたけど、もう私の希望は60%絶たれていた。

「ま、俺は興味ないけど。興味あるのは・・・。」

目をそらしていた私の顔を上げて、目があった。

「り・・んっ!?」

口が重なった・・・・。

「俺はこっちかな。」

「え・・?」

「婚約者なんて関係ない。政略結婚はしたくないんだよ。さ、行くぞ。」

「り、璃央!まって!」

意味わかんない!

なんでキスするのーーーー???