ダイスキ、でもキライ


「どういうこと?説明して。」

「陸渡がね。私のほかに好きな人ができたって。」

「誰?」

「咲宮・・・美優。」

「は?」

ちょっと、まじぎれるんですけど。

「何で?」

「わかんない。」

「ちょっと。言って来る。1-4だよね?」

「うん。え!?ちょっとゆあ!」






「仲井陸渡いますか。」

「俺?あ、ゆあちゃん。」

「あなた、絢乃を振って、よくそのツラしてられるわね。」

「ああ、そうだよ。僕は、咲宮さんが好きなんだ。」

ふざけんな。

「ありえない。男子として最低だね。あとで公開する。」

「いいんだ。俺は、後悔したって。」

「いいんだー。公開されても。」

「こうかい?」

フッ私の勝ち。

「こ・う・か・い。だよ?」

「え?ゆあちゃん?」

「私は、根強いし。いろんな意味で。特にあなたは許せない。ふざけてんの?許してもらえると思ってんの?バカじゃないの?マヌケ!女たらし!!しかも、残念だけど!!咲宮さんは、宮元蓮君のことが好きなんでーす!!残念!笑はやくも失恋ですかー?あーあ。絢乃と別れなければよかったのにねー!!!!バーカバーカ!!」


「5分後。あなたのブログ荒らされてるといいね。」

言い残して、かっこうよく去るはず・・・だったのに!

「よォ。」

目の前が真っ暗になった。間違えるはずがない。この人は、私の・・・・私の・・・・・・!


「おにい・・ちゃん・・・。なん・・・で・・?」

「久しぶり。ゆあ。」

ここからが、私と葵、絢乃を揺るがせる本当の悲劇だったなんて、誰も思ってもいなかった。