そうしてこの先輩後輩の今があるわけだ。 どうしたらこの想いを伝えられるのか。 伝えたところで真に受けてくれるだろうか。 那優にとったら兄貴みたいな存在なのではないだろうか。 そんな疑問ばかり湧いてきて結局伝えられていないのだけれど。 いつか俺のものになってくれないだろうか。 気持ちよさそうに眠る那優にそっとキスを落とした。