淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~



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「「「ありがとうございました!

さようならー」」」





とても高校生とは思えないほど元気な挨拶の声で目が覚める


結局今日も一日眠ってしまった









「……帰ろ」



そうポツリと呟いた言葉は





「あら?

まだ帰せないわ」



5、6人の明らかに不良の女達に拾われた






赤やピンクのド派手な髪色


下着が見えそうなぐらい開けられたシャツのボタンに短いスカート


シャラシャラ音をたてるネックレスにブレスレット


そして何よりも


「……コホッ

……ケホッ……」


鼻が曲がりそうなほどキツイ香水


5、6人が全員違う匂いだからお互いの香りが混ざって鼻で息が出来ない