淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~


「お前が取り乱したら助かるのか?」



「……」



鋭い漆黒の瞳が俺を見据える









悠雅がゆっくりと口を開く



「琉依」


「は…はいっ!」





「黒澪を全員集めろ

それと、白澪、青澪、桜澪、灰澪を動かせ」









「………え?…総長それは……」



「…今すぐだ」






────────ビリッ




静寂の中、低く威圧的な声が俺たちにのしかかる