──────事が起きたのは30分前 「……ふぁ…」 ユラユラと揺れる白いカーテンの隙間から差し込む白い光が眩しくて目が覚めた私 訳あって親が居ない私はお母さんの弟である奏さんの経営するアパートの一室で生活している もちろん過保護な奏さんと同室 優しいし1番の理解者である奏さんと一緒にいて不自由はしてない だから今日もいつも通り平和な1日が始まると思ってた