淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~




「……」




「……澪」




普段は絶対に聞けない甘い声で名前を呼ばれ急かされる





「……これ以上は…自分で考え…て」






心臓が持ちそうにない



悠雅の手は私の肩と腕に移動し優しく押さえつけられる






「俺はお前の口から聞きたい」







「っっ/////!!」




「俺はもう何年もお前のことを想い続けてきてるんだ。

お前の口から聞かないと意味がない」





「……」





恥ずかしいのに


私の額が悠雅の額と壁に挟まれていて
俯くことが出来ない




「……言ったら…


言ったら交戦に出ない?」





「さぁ…

どうだろうな」






……妖艶に微笑む悠雅は絶対に私をからかってる…






……私ばっかり振り回されてる気がするのは気のせいかしら








「………ずるい」





「知ってる」





「~~…/////」