ボロボロと零れる涙は止まることを知らなくて
「……バカ……
悠雅……バカ……」
そう呟き続ける私の頬や服をどんどん濡らしていく
「澪!?」
いきなりのことに流石の悠雅も戸惑っていて
「なぜ泣いているんだ
…理由を言え」
こんな時にも俺様口調なあなたに愛しさを感じる
「……悠雅
じゃああなた、交戦に出たらだめよ?」
そう泣き笑いで伝えると
「……」
本当に意味が分からないと言うように眉間に深い皺をつくる
「今自分で言ったわよ
約束すると」
再度告げると
今日3度目
大きく目を見開いて考え込んだ後
「ふはっ」
初めて笑顔を見せてくれた
「っっ!!」
微笑む顔は何度も見たけれど、声を出して笑った顔は初めてみる
とても貴重なあなたの笑顔に今度は私が固まってしまう
「………ゆ…うが?」
クックッと喉を鳴らして笑う悠雅に声をかけると
「お前は本当に上等な女だ」
蜜よりも甘くとろけるような笑顔を向けられた

