でも……
「それは認められない」
鋭い目が更に細められ睨むようになり少しだけ怯みそうになる
「私も引けない。
これは……
10年以上前から続く兄妹の戦いでもあるから」
「………」
「………」
睨みあうお互いの間にはビル風がずっと吹き続けている
「………」
「……悠雅…お願い」
睨むのを辞め、目を閉じてそっと悠雅の片手を自分の両手で包み込む
「仲間なんて出来ないと思ってた私に出来た大切な仲間。
その人達と戦いたい。
それに元々は私自身の問題。
巻き込んだ上に自分だけ椅子に座って呑気に待つことなんて私には出来ない。」
「………」
「………」

