淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~



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─────────ブロロロロロロ








「ねぇー!相楽ぁぁ!

悠雅はどっちに行ったと思うー?」





「あぁ?

おい海ー!
どっちってどういうことだー?」






バイクで移動中大声で喋る二人


交戦前に一応悠雅の居場所を確認するということになった







……怪我してなかったらいいけど…









「だーかーらぁー!劉霞の倉庫か天童組本家か!
もし敵陣に乗り込んでるとしたらその2つしかないでしょー!」





「あぁー。
さぁな、俺が知るわけねぇよ!
蒼についてってるだけだし」




私達の前には1台の白のバイク



「海、逆に聞きますけど仮にも敵対してるチームのバックについてる組にいきなり乗り込むと思いますか?

それも1人で」



前から落ち着いた声が飛んでくる




「……普通は族のほうだよね...

でも悠雅ならありえそうで...」



「いくらなんでもそんな馬鹿なこと、悠雅はしませんよ」






「まぁ、言われて見ればそうだなー!
おい、海!確か今日って劉霞、倉庫を開ける日じゃなかったか?」




「うん、多分そうだよ。
向こうの地方の方で劉霞とNo.2の座を争ってる“修羅道”が宣戦布告したらしいよ。


なんでも修羅道は姫を殺されてるからね。」









え.....





姫が





殺された……?